トヨタGT86の軽量バージョンをテスト
公開 : 2014.06.25 22:10 更新 : 2021.01.28 18:11
トヨタはGT86の、サーキットに焦点を絞ったライトウエイト・バージョンのテストをニュルブルクリンクで行っている。来年追加されるであろうこのモデルは、カーボンファイバー製のボンネット、デュアル・エア・インテーク、新しいルーフとトランク、そして大きなリア・スポイラーを特徴とする。その新しいエア・ダクトは、ボンネットの下に納められるフラット4エンジンの冷却に有効そうな形状だ。
現在のGT86は、その車両重量が1275kg。これをトヨタは軽量化しようというのだ。このライトウエイト・バージョンは、200ps、20.9kg-mのエンジンや、0-100km/h加速7.6秒、そして最高速度225km/hという数値には変更がないようだ。トヨタの目的はサーキットにおいて、よりダイナミックなサスペンションとシャープなハンドリングをもたらすことにあるようだ。
ただし、いくつかのレポートのよれば、フェイスリフト・バージョンのGT86にはより大きなエンジンが搭載されるかもしれないとしてる。もちろんパワフルになるとともに、ファイナル・ギア・レシオもそれに伴い変更されるようだ。また、2015年モデルについては、より固いフロント・サスペンションと、新しいリア・ショック・アブソーバーが与えられ、ハンドリングが向上するとも伝えらている。