text&photo:Hidenori Takakuwa (高桑秀典)
毎年恒例となっている名古屋ノスタルジックカー2&4フェスティバルが開催された。今年で24回目となる歴史あるイベントだ。
東京ノスタルジックカー2&4フェスティバル(旧名称:東京ノスタルジックカーショー/25回開催)や、ながのノスタルジックカーフェスティバル(去る4月に実施/10回開催)の姉妹イベントなので、今年の名古屋にも往年の名車が多数駆けつけた。
数多くのノスタルジックカー専門ショップ/ファクトリーが出展し、スワップミート、パーツ/グッズ類の展示販売コーナーも用意されるのが当イベントの特徴だが、今年は人気コミック「彼女のカレラRS」ブースが設けられ、劇中登場車両の実車やキャラクターの等身大POPなどが展示された。作者「麻宮騎亜」氏のサイン会も大盛況だった。
名古屋トヨペットが出展した1968年式トヨタ2000GTの前に、先日不運な事故で壊れた2000GTへの応援メッセージを記すコーナーが設けられた。
4輪だけでなく、クラシックバイク関連ショップの出展がある点も特長だ。今回はBMW製サイドカーをはじめとする名車たちが展示された。
人気コミック「彼女のカレラRS」ブースでは、作者である麻宮先生の愛車シュトロゼック・メガ・スピードスター等が多数並べられた。
「世界でダントツ一番の程度の希少ケンメリGT-R」というPOPと共に展示されたKPGC110型GT-Rは、実走11000㎞という美車だった。
ノスタルジックカー専門ショップ/ファクトリーが出展し、実際に売価を掲げて展示した。手前の1976年式モーガン4/4は税別398万円。
愛車と共に暮らす住空間をテーマとしたガレージハウスを提案しているセーフティーライフはEG WayOut(排気ガス排出システム)を披露。
全国各地で日々開催されているクルマ系ビッグイベントに必ず顔を出すスピードショップ FIIの長田代表が名古屋でもブースを構えていた。
トヨタ名古屋自動車大学校のBP専攻科第2期生がレストアしたというTA22型セリカは、水没し、動かなかったクルマをベースとしたそうだ。
カウンタック生誕40周年記念Rd.2と題し、漆黒ボディに白ラインが特徴的なワンオフモデル、LP500Rを始めとする16台が集結した。
屋外スペースでは、ノスタルジックカー・サウンド・ミュージアム(エンジン始動デモンストレーション)が行なわれ、数多くの観衆が集まった。
多様なヴィンテージ・アイテムを販売していることで知られるOT オートモーティブ サービスもブースを出店。今回も素晴らしい品揃え。
9月20日〜21日という日程で、Gulf ノスタルジックカーフェスティバル in 岡山 2014が開催される予定。岡山でも盛り上がることだろう。