BMWの次世代EV 新型i7 xドライブ60発表 航続590km以上の大型高級セダン、先行販売開始

公開 : 2022.04.21 18:05

車載システムも最新世代へ

回生ブレーキもアップグレードされ、ルート上の下り坂や信号などを考慮し、その場で最適な電力回生を行えるようになった。

i7 xドライブ60には、アダプティブ・セルフレベリング・エアサスペンションが標準装備されており、スポーツモード設定時と120km/h以上での走行時には車高が10mm下がり、安定性を確保する。また、路上の障害物を避けたり、悪路を通過したりする際には20mm上げることができる。

BMW i7
BMW i7    BMW

上位モデルのi7 M70 xドライブの詳細は不明だが、関係者によると、ツインモーターを出力605psを発生するようチューニングし、「トルクも大幅に増加させる」予定であるという。

EVのBMW i4と内燃機関を搭載した4シリーズで見られるように、i7と7シリーズもわずかなスタイリングの違いによって差別化されている。i7には、随所にブルーのアクセントが施され、大型のフロントグリルには「i」のロゴがあしらわれている。

センターコンソールには回転式コントロールが装備されているが、BMWの車載OS「iドライブ」は第8世代となり、14.9インチの湾曲型タッチスクリーンと12.3インチのデジタルメーターディスプレイを備えている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    グレッグ・ケーブル

    Greg Kable

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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