賛否両論 レクサスRZ 初のEV専用車への意見、デザイン/インフラ集中

公開 : 2022.04.22 05:45

レクサスRZの発表後、海外/国内で、読者の意見が集まりました。多くはデザイン/インフラに関してです。

レクサスRZ 注目あつめる

2022年4月19日に世界初公開となったレクサスの電動SUVであるRZ。

このモデルは昨年12月に豊田章男社長がBEV戦略についての発表会をおこなった場所にもラインナップの1つとして並べられていたものであり、bZ4Xに続くトヨタ&レクサスのBEVフルラインナップの一翼を担う車種ということになる。

レクサスRZ
レクサスRZ    レクサス

プラットフォームはbZ4Xと同じ「e-TNGA」を採用し、駆動用バッテリーも71.4kWhと同容量のものを搭載している。

いっぽう当然ながらレクサスのアイデンティティでもあるスピンドルグリルをボディ全体で表現したフロントマスクや、最新のレクサスSUVに共通する左右を繋いだテールランプなど、一目でレクサスの車種であることがわかるディテールを採用。

走りにおいても、新開発した四輪駆動力システム「DIRECT 4」が標準装備となり、新開発した高出力モーター「eAxle」により、路面・走行状態を問わず接地加重に応じて四輪の駆動力を常に緻密に制御する。

高出力化されたモーターや、恐らくbZ4Xよりも充実した装備によって増加した車重も影響しているのか、航続距離は約450kmとbZ4Xより短くなっている。

しかいターゲットとなるユーザーはRZ以外にも車両を保有している層となるだろうから、レクサスらしさを優先した結果とも言えそうだ。

今回はそんなレクサスRZについて、ネットユーザーの声をピックアップしてみたい。

レクサスRZ 好意的な声

今回発表となった新型レクサスRZについて、好意的な声は主に海外のユーザーからのものが中心となっていた。

中でも多かった意見はエクステリアデザインについてのものとなっていた。

従来の円形のステアリングではなく、まるで操縦桿のような形状の新ステアリングに触れる意見も多かった。
従来の円形のステアリングではなく、まるで操縦桿のような形状の新ステアリングに触れる意見も多かった。    レクサス

「次期LC500を楽しみにしていたが、楽しみが1つ増えたようだ」

「レクサスは時折、クルマではなく芸術作品を作る」

というように、海外のユーザーらしい独特の視点からRZのデザインを評価する意見を見ることができた。

また、従来の円形のステアリングではなく(従来型のものも設定されるが)、まるで操縦桿のような形状の新ステアリングと、ステアバイワイヤについても注目するユーザーが多いようだ。

「新型テスラにも同様のステアリングが設定されている。RZのものはステアリングを持ち替えることなく全切りができる点が素晴らしい。早く体感してみたい」

テスラに設定されているU字型ステアリングは、形状こそ似ているが、車庫入れやUターン時は持ち替える必要があるようで、そこに注目したユーザーからの意見だったようだ。

その他では「レクサス初のBEV専用車。レクサスの品質と信頼性が標準装備となっている点が最大のメリットだろう」という声もあり、海外でのレクサスブランドへのイメージを垣間見ることもできた。

いっぽうで否定的な意見もあがった。

記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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