フォード・フィエスタに1.0リッター・エコブースト・エンジン搭載
公開 : 2012.06.16 11:38 更新 : 2017.06.01 00:55
フォードの英国におけるベストセラー・モデルであるフィエスタは、この12月にフェイスリフトを受ける予定があるが、その際に、1.0リッターのエコブースト・エンジンが搭載されることになりそうだ。
この非常に印象的なターボチャージドの3気筒ユニットは、AUTOCARも気に入っているエンジンのひとつだ。
現行のフィエスタのベーシック・モデルは4気筒のガソリンだが、このエコブーストによってCO2排出量は10g/km低い120g/kmになることが予想される。それによってVED税は安くなり、燃費も良くなるが、それだけでなく、この3気筒エンジンの奏でる単調だが心地良いエグゾースト・ノートがフィエスタにもたらされることとなる。この1.0エコブーストは、フィエスタ・ベースのBマックスに搭載するために大幅なリファインがされている。
またフィエスリフトされるフィエスタのために、ディーゼル・エンジンでは、1.4TDCiに変わって73bhpの1.5TDCiと93bhpの1.6TDCiが搭載される予定だ。
スタイルも若干変化する。それは新しいグリルと、フィエスタSTに取り付けられている新しいヘッドランプなどだ。
この新しいフィエスタは9月のパリ・モーターショーで発表される。但し、セアトとスコダといったライバルが台頭するなか、フォードは4ドア・モデルは英国では販売しない予定だ。関係者は「4ドア・モデルは新興国と、英国より暑い国、寒い国向けのモデルだ」とコメントしている。