日産コンセプト2020ビジョン・グランツーリスモがデビュー

公開 : 2014.06.27 22:15  更新 : 2017.06.01 02:12

日産はコンセプト2020ビジョン・グランツーリスモの実物大モデルをグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに出展した。日産によればこのモデルは、日産の将来的なハイ・パフォーマンス・モデルの方向性を示すものだという。また、このコンセプト2020ビジョン・グランツーリスモが、次期GT-Rのスタイルを示唆しているものとも伝えられる。

元々はソニー・プレイステーション用のTVゲーム、グランツーリスモ6のために仮想空間上のモデルとして造られたもので、デザイナーには自由な権限が与えられたという。技術的な要素は日本からもたらされたが、そのデザインはロンドンのテクニカル・センターが担当した。

プロダクション・モデルになる計画は現時点ではないが、4WDシャシーと、アクティブ・サスペンションが与えられる。

ヨーロッパのデザイン・スタジオの長野宏司副社長は、「誰もにこのコンセプト2020ビジョン・グランツーリスモが受け入れられるものではないが、誰もがコンセプト2020ビジョン・グランツーリスモを通して運転する楽しさ、興奮、そして革新を経験することができる。」とコメントしている。

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