世にも奇妙なクルマのルール 21選 一度に運べるジャガイモの量って?交通違反で即刑務所行き?
公開 : 2022.04.30 06:05
自宅での洗車禁止、ガス欠したら罰金、無免許OKなど、世界には風変わりな法律やルールが数多く存在します。
もくじ
ー法律で定められたジャガイモの量とは
ーオーストラリア:クルマに鍵をかける
ーオーストラリア:持ち運べるジャガイモの量
ーバーレーン:刑務所行き
ー中国:運転には抽選が必要
ーキプロス:出発前の腹ごしらえ
ーフランス:呼気検査器を携帯する
ーフランス:無免許でも問題なし
ードイツ:ガス欠したら罰金
ー日本:雨天時の運転に注意
ー日本:飲酒運転に同乗しない
ーモンゴル:好きなように運転する
ースペイン:ヘッドホン禁止
ー南アフリカ:故障しても降りちゃダメ
ーロシア:ナンバープレートをきれいに保つ
ースウェーデン:ライトを点けよう
ースイス:自宅で洗車しない
ータイ:ちゃんと服を着てください
ー米国:車検なんていらないぜ
ー米国:荷台に乗ってく?
ー米国:タイヤはお静かに
ーフランス:黄色いライト
法律で定められたジャガイモの量とは
オーストラリアのニューサウスウェールズ州では以前、車内に積み込めるジャガイモの量が法律によって定められており、ドライバーにとって大きな関心事となっていた。運転に関する法律やルールは、その国の自動車、それを運転する人々、そして環境に影響される。
今では、ほぼすべての国でスピード違反と飲酒運転を取り締まっているが、中には特定の地域の問題に対処するために作られた「奇妙な規則」を施行する国もある。そのため、世界をクルマで旅行する際はジャガイモ、ヘッドホン、泥除けなどを考慮する必要が出てきたのだ。
ここでは、噂話や伝説をもとに、世界で最も奇妙な運転に関するルールを紹介する。
オーストラリア:クルマに鍵をかける
ニューサウスウェールズ州など、オーストラリアの一部の州では、クルマから3m以上離れて歩き回る場合、直ちに鍵をかけなければならないと法律で決められている。また、窓を閉め切るか、約3/4までしか開けないことも義務づけられている。
もちろん、屋根やドアパネルを外したジープ・ラングラーのように、鍵も窓もないクルマには、この法律は適用されない。
オーストラリア:持ち運べるジャガイモの量
1946年にオーストラリアで制定されたジャガイモのマーケティング法では、ジャガイモ販売会社(またはその代理店)の一員でない者が、50kg以上のジャガイモを運ぶことを禁止している。
警察官は取り締まりの際、秤で重さを正確に量る必要はなく、ジャガイモの山をちらっと見て重さを推定することが許されている。1946年以降に施行され、当時この法律を破った者は高額な罰金(初犯で2000ドル、再犯で5000ドル)を科される危険性があったが、2022年現在も施行されているという証拠はない。
バーレーン:刑務所行き
バーレーンでは、法執行機関はほぼすべての交通違反に実刑判決を下すことができる。信号無視をすると、最長6か月の懲役か、500ディナール(約17万円)の罰金を支払うか、2つの罰則を言い渡される可能性がある。赤信号を無視して財物を破損した場合、最長1年の懲役と3000ディナール(約100万円)の罰金刑に処される。
中国:運転には抽選が必要
中国当局は大気汚染と交通渋滞を抑制するため、燃料の種類別に新車販売台数に上限を設けている。2019年、北京市交通委員会は新エネルギー車(主にEV)6万台とエンジン車4万台を市内の道路に乗り入れることを許可した。消費者は、自動車を購入する権利を獲得するために抽選に参加する。当選確率は約500分の1。