世にも奇妙なクルマのルール 21選 一度に運べるジャガイモの量って?交通違反で即刑務所行き?
公開 : 2022.04.30 06:05
キプロス:出発前の腹ごしらえ
キプロスでは、たとえ水であっても運転中の飲用は禁止されている。食事も違法だ。なぜなら、ドライバーは常に両手をハンドルに置いたままでなければならないからだ。また、多くのスカンジナビア諸国と同様、キプロスではヘッドライトの常時点灯が求められている。
フランス:呼気検査器を携帯する
フランスでは2013年以降、未使用の呼気検知器を車内に置いておくことが義務付けられている。当初、違反したドライバーは11ユーロ(約1500円)の罰金を科される可能性があったが、最終的に施行された法律に含まれていないため、罰則はない。
交通整理係は「法律で決まっている」と言いながら、自前の呼気測定器を使いアルコール濃度をチェックすることが義務付けられている。
フランス:無免許でも問題なし
フランスでは、運転免許証がなくても運転することはまったく問題ない。ただし、14歳以上であることと、超小型車の検定に合格していることが条件だ。免許不要の超小型車は、出力8ps、最高速度45km/hに制限されている。
さらに、メーカーは重量制限も考慮する必要がある。小さくて、うるさくて、目が飛び出るほど遅くて、値段も高いこのような乗り物が、フランスの道路では一般的だ。
ドイツ:ガス欠したら罰金
ドイツのアウトバーンでは、燃料を使い果たすと違法となる。当局は、燃料切れは予防可能な問題であり、速度制限のない道路の脇で停止することは非常に危険であると指摘している。燃料切れによる罰金は70ユーロ(約9600円)に達することもある。
日本:雨天時の運転に注意
ご存知、日本では水たまりをかき分けて走る前によく考える必要がある。法律では、歩行者に水や泥がかからないよう、泥除け(マッドフラップ)を装着したり、スピードを落としたりするなどの措置を取らなければならない。
日本:飲酒運転に同乗しない
日本は飲酒運転を非常に重く受け止めている。飲酒運転が違法であることは言うまでもなく、飲酒運転のクルマに同乗すると、最高で3年以下の懲役と50万円以下の罰金に処せられる。
モンゴル:好きなように運転する
モンゴルは右側通行だが、国内で登録されているクルマの約48%が右ハンドル仕様だ。首都ウランバートルでは55%にものぼる。右ハンドル車と左ハンドル車が均等に混在していると、さすがに混乱するため、当局は輸入規制を検討している。
スペイン:ヘッドホン禁止
ヘッドホン(イヤホン)をつけたまま運転するのは、世界中どこへ行っても危険である。スペインでは、音楽を聴いていようが、ハンズフリーで電話していようが、ヘッドホンをつけての運転は違法とされている。二輪免許を取得する際、教官の指示を受ける必要がある場合に限り、ヘッドホンをつけて運転することが認められている。