アウディQ5/SQ5リコール届出 1万台超が対象 大雨時など不具合発生の可能性
公開 : 2022.05.11 07:05
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、アウディQ5、SQ5のリコールを国土交通省に届け出ました。
電気装置の不具合
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、2022年5月10日付で、アウディQ5、およびSQ5(2017年8月3日~2022年3月4日輸入)計1万869台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
国土交通省によると、リアシートの下に取り付けられているデータバスダイアグノシスインターフェースにおいて、リアシートにこぼした液体の水分や、車体底部のシーリングが不十分なため、大雨時や深い水たまりを走行した際に浸入した水分により、データバスダイアグノシスインターフェース内で短絡が発生することがある。
そのため、警告灯が点灯するとともに、エンジンが出力を抑える緊急走行モードに入ったり、パワーステアリングのアシスト力が減少したりするおそれがあるという。
ドイツ本国からの情報によりリコール届出となった。なお、日本市場では同様の不具合や事故の発生は確認されていない。