ベントレー 新型ベンテイガEWB発表 ミュルザンヌ後継にロングホイールベースの超高級SUV

公開 : 2022.05.10 21:45

ハイブリッド導入は? 開発者インタビュー

英AUTOCAR編集部は、ベンテイガの製品ライン責任者、クリス・コールにインタビューを行った。

――EWBが「大型化したベンテイガ以上のもの」である理由は何でしょうか?

「EWBには、大量の特注エンジニアリング、まったく新しいリアボディフレーム、そして合計2500もの新しい部品が使われています。また、新しいリアサスペンションにより、オンロードでの挙動は現行車の水準を維持しています。そして、新しいフラッグシップにふさわしく、多くのオプションが導入されているのです」

――EWBは特定の市場をターゲットにしているのでしょうか?

ベントレー・ベンテイガEWB
ベントレー・ベンテイガEWB    ベントレー

「この手のクルマは、中国での需要が非常に高いですね。中国や米国でも人気が出ると思いますが、すべての市場で強い需要があると確信しています。それゆえ、将来のベンテイガ販売の45%、もしくはそれ以上を占めると予測しています」

――なぜEWBはハイブリッドとして発売されなかったのでしょうか?

「発売時はV8モデルに集中しており、将来のバージョンについてはコメントを控えています。しかし、ハイブリッドを忘れたわけではありません。ベンテイガ・ハイブリッドの販売はすでに20%に達しており、主要市場で人気のあります」

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    AUTOCAR UK Editor-in-chief。オフィスの最も古株だが好奇心は誰にも負けない。クルマのテクノロジーは、私が長い時間を掛けて蓄積してきた常識をたったの数年で覆してくる。週が変われば、新たな驚きを与えてくれるのだから、1年後なんて全く読めない。だからこそ、いつまでもフレッシュでいられるのだろう。クルマも私も。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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