新型レンジローバー・スポーツ フルモデルチェンジで3代目へ 日本価格は?

公開 : 2022.05.12 06:05

デザイン正常進化 張りのあるモダンな仕上げ

スタイリングは現行モデルを進化させたものとなっているが、ホイールベースは75mm延長され、リアのレッグルームが改善されている。

エクステリアデザイナーのドミニク・ナジャフィは、リアに向かって「加速」していくルーフライン、ボディを連続的に取り囲むウエストライン、そしてリアでキックアップするロワーパーツの3つがデザインの基本要素であると語っている。

レンジローバー・スポーツ
レンジローバー・スポーツ    ランドローバー

「ボディからガラスまでシームレスな仕上げで、ボディサイドはとても滑らかです。現行モデルのレンジローバー・スポーツよりも洗練されています」

「リアでは、ナンバープレートを下に移動させ、以前よりもすっきりとしたサーフェイスにしました。グラフィックも調和がとれています。目立つようなものは一切ありません。とてもモダンなアプローチです」

インテリアでは、フラッグシップのレンジローバーよりもドライバー中心で設計されている。ステアリングホイールはレンジローバーと同様だが、着座位置は20mm低い。

高い位置にセットされたセンターコンソールの延長線上には、最新世代インフォテインメント・システム「Pivi Pro」を搭載した13.1インチの曲面スクリーンが備わっている。ドライバー正面には、13.7インチのメーターディスプレイが配置された。無線アップデート、アップル・カープレイおよびアンドロイド・オート、アマゾン・アレクサに対応している。

日本仕様の価格は、1068万円(税込み)からとなる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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