今こそ買いたい90年代の欧州車 15選 中古で楽しめる、シンプルな名車たち
公開 : 2022.05.15 18:05
シトロエンAX
シンプルな良さが凝縮されたフェザー級の買い物グルマ。特に、25km/lの燃費を誇るディーゼルは素晴らしいエンジンだ。91年以降に改良されたモデルもある。インテリアは明るく、風通しが良い。しかし、ボディの錆びと電気系統は大敵だ。
ルノー・トゥインゴ
都市型コンパクトカーの原型とも言える初代トゥインゴ。小さくて、かわいくて、経済的で、とても馴染みやすい。1998年にマイナーチェンジ。8Vと16Vのエンジンがあるが、後者は正規輸入されていない。
BMW 5シリーズ
1996年は、BMWが完璧な高速サルーンを作り上げた年である。E39世代は5シリーズの中でも最高のモデルであり、さまざまなエンジンが搭載されていた。
質素なディーゼルと滑らかで強力なガソリンが用意された6気筒、さらに滑らかで筋肉質なV8もある。
アルファ・ロメオ156
素晴らしいエンジンを積んだ、美麗なイタリアン・サルーンがここにある。クライメートコントロールをはじめ、必要なものはすべて備えている。もちろん、問題がないわけではないが。
オイルポンプ、エアフローセンサー、セレスピードトランスミッションなど、さまざまな不具合との上手な付き合い方が求められる。それを克服すれば、日本車やドイツ車とは異なる、非常にスタイリッシュな個性を手に入れられる。
アウディA4
BMW 3シリーズに突然、強力なライバルが現れた。コンパクトなセダン、ワゴンタイプのアバント、そしてカブリオレを揃えたアウディA4である。製造品質の基準も、成層圏レベルに引き上げてしまった。
ディーゼルやV6、そして非常にハードコアなRS4など、さまざまなモデルが用意されていた。欧州では社用車としても愛され、企業の重役は誰もが欲しがった。
ホンダ・インテグラ・タイプR
かつて自動車メーカーは、軽い(1140kg)ことがとても重要だと知っていた。DC2はVTECを改良し、フロントガラスを薄くし、快適性を排除。欧州車ではないが、すべてをパフォーマンスのために捧げた90年代の名車だ。