彩速ナビ「タイプM」ならワイヤレスミラーリング! ケンウッドが2022年モデル発表
公開 : 2022.05.17 15:40 更新 : 2023.11.24 14:41
KENWOODが彩速ナビ「タイプM」の新型を発表。スマホ(iPhone/Android)をワイヤレスでミラーリングし、映像をナビ画面で楽しめます。
彩速ナビ TYPE Mが新型に スマホをWi-Fi接続
ケンウッドのAV一体型ナビ「彩速ナビ・タイプM(TYPE M)」がモデルチェンジを行った。
彩速ナビには「タイプM」「タイプS」「タイプL」の3つのシリーズがあり、タイプMは最上級に位置づけられる。それだけにJVCケンウッドの持つ最新技術が投入され、業界をリードする1台に仕上げられているのだ。
ちなみに彩速ナビの「彩」は映像の美しさ、「速」はハイレスポンスをイメージして名づけられているもので、当然ながらこの点は歴代モデルに受け継がれている。クルマを買い替えるたびに彩速ナビを選ぶという根強いファンも多い。
気になる2022年モデルの注目ポイントは「ワイヤレスミラーリング」の新搭載だ。
これまでのカーナビではスマホの映像をナビの画面で楽しむためにはスマホにアダプターや変換ケーブルを接続して、さらにHDMIケーブルをナビと接続しなくてはならなかった。これは手間もかかるしケーブル購入の費用もかかってしまう。
だがワイヤレスミラーリングではWi-Fiによる無線接続のための設定作業だけで簡単、お手軽にスマホとナビがつながるのだ。
ミラーリングのメリットは? HD映像もWi-Fiで
ナビ本体にはもともと地デジやDVD、SDメモリーカード、USBなど豊富なビジュアルソースが備わっているが、これにワイヤレスミラーリングが加わることで、自分で撮影したスマホ内の収録映像や、YouTubeなど通信で取得したストリーミング映像も車内で楽しめるようになる。
しかも彩速ナビ・タイプM全機種に搭載されているディスプレイは、一般的なナビのWVGA画質より2.4倍も高解像度のHD画質。
高精細映像をほぼ変わらないクオリティで楽しむことができる。
9型大画面を搭載している「MDV-M909HDF」「MDV-M909HDL」ならば迫力もたっぷり感じられるだろう。
オプション設定されている10.1型リアモニターの「LZ-1000HD」を接続すれば後席でも高画質な映像再生ができる。
連携ドライブレコーダーは2機種 HD画質で表示
また、専用ドライブレコーダーとの連携機能が充実しているのも特徴。
デジタルルームミラーとしての機能も備えた「DRV-EMN5700」、今回同時にリリースされた「DRV-MN970」の2機種の2カメラ型ドライブレコーダーを選んで接続できる。
どちらも彩速ナビ・タイプMのタッチパネル画面上で各種の設定操作を行え、まるで内蔵機能のように快適な使い心地を実現。
もちろん9型や7型の大きな画面で記録映像再生ができ、画質もきめ細かく滑らかなハイビジョン。
ナビの地図画面上にドライブレコーダーの映像をウインドウ表示できる「ピクチャー・イン・ピクチャー」、2倍や4倍の「映像拡大」といった使い勝手を高める機能まで搭載されている。
そしてカーナビの基本機能に改良の手が入っているのも見逃せない。
地図画面上に表示されるアイコンのデザインをリニューアルすることで、視認性を一段とアップさせている。ケンウッド独自の地図色「スマートカラー」と相まって運転中でも素早く必要な情報を読み取れ、安全性の向上にも寄与するだろう。