やっぱり連携式! 2カメラドライブレコーダー「DRV-MN970」、彩速ナビ(2022年型)全機と連携
公開 : 2022.05.17 15:52 更新 : 2023.11.24 14:40
KENWOODが、ナビ連携型の2カメラ型ドライブレコーダーを新発売。2022年モデルの「彩速ナビ」全ラインナップと連携できます。
約40%も小型化 前後フルHD画質で
ケンウッドの「彩速ナビ」2022年モデルの全シリーズ(タイプM/タイプS/タイプL)、全ラインアップと連携ができる2カメラ型ドライブレコーダーが登場。
2カメラ型は車両前後の状況を同時に撮影できるため、前方からの衝突だけでなく後方からのあおり運転や追突などの状況も捉えることが可能。現在市場の中心となっているスタイルだ。
「DRV-MN970」は、スリムな本体にコンパクトなフロントカメラ、リアカメラを組み合わせた3ピース構成。
2つのカメラは従来モデル(DRV-MN940/MN940B)に比べて約40%の小型化が図られている。カメラが小さくなることで取付け場所の自由度が広がり、目障りになったり視界を妨げる心配もない。
撮影された映像はマイクロSDカード(32GB付属/最大256GB対応)に記録。前後カメラともフルHD画質(解像度1920×1080)で、車両前後のクルマのナンバープレートがはっきりと読めるクオリティだ。
明暗差を自動補正するHDR機能を搭載しており、トンネルの出入口や夜間などに発生しやすい白飛び・黒つぶれを抑えられる。
撮影画角は前後カメラともに水平約128°/垂直約70°/対角約138°と広角で、広いエリアを一度に捉えることが可能だ。
最新「タイプM」ならHD画質で表示
録画モードは4種類用意されており、常時録画モードではエンジンのON・OFFに連動して録画をスタート/ストップし、手動録画モードでは録画ボタンを押すことで常時録画モードとは別の手動録画専用フォルダに映像を記録する。
イベント記録モードはGセンサーが衝撃を検知するとイベント記録専用フォルダに記録し、駐車録画モードでは駐車中に衝撃を検知すると自動的に録画を開始する。
高い信頼性も確保され、ドライブレコーダー本体が破損するような大きなアクシデント時にはバックアップ電源でファイルの破損を防ぐ。地上デジタル放送電波への干渉を抑えるノイズ低減設計も施されている。
ナビ連携機能としては、彩速ナビのタッチパネル画面で記録映像の再生ができ、本日発表された新型「タイプM」との組み合わせでは、HD画質による高精細な表示が可能。
前方・後方の映像を切り替えられるシンクロ再生機能や2倍/4倍の拡大表示、地図画面内に映像をウインドウ表示するPIP(ピクチャー・インピ・クチャー)表示も行える。
また、映像と同時に彩速ナビから得た正確な自車位置データも記録し、走行位置や走行軌跡の確認も可能だ。
このほかリアカメラをルームミラー代わりに使える「バーチャル・ルームミラー」、リアカメラ代わりに使える「サブ・リアカメラ」といった使い勝手を高める機能も搭載している。
2カメラ型ドライブレコーダー「ケンウッドDRV-MN970」はオープン価格。発売時期は7月上旬の予定だ。税込みの市場推定価格は4万4000円前後となっている。