BMW 3シリーズ 改良新型、欧州発表 車載システム強化で機能性向上 デザイン刷新
公開 : 2022.05.19 06:05
BMWの主力モデル、3シリーズがフェイスリフトを受けました。デザインをリフレッシュし、車載機能も追加。
ライバルに対抗しリフレッシュ
発売から3年を迎えたBMW 3シリーズは、新型メルセデス・ベンツCクラスに対抗すべくフェイスリフトを受け、内外装が一新された。
BMWの世界販売の14%を占めるG20型3シリーズは、2025年頃までこの新しい姿で販売され、その後、EVセダンに切り替わると予想されている。
現在発表されている欧州向けモデルの改良においては、パワートレイン等に大きな変更はなく、ガソリン、ディーゼル(48Vマイルドハイブリッド)、プラグインハイブリッドが引き続き用意されている。セダン、ツーリングともに7月に生産開始予定。
従来とは大きく異なる新しいフロントエンドを採用しており、L字型のデイタイム・ランニングライト、スリムなLEDヘッドライト、新グリル、グロスブラックのブレーキ冷却口を備えている。
リアでは、「洗練された」外観を目指し、バンパーの形状を改めたほか、トリムのカラーリングも変更されている。
インテリアも全面的に刷新
Mスポーツは、フロントバンパー下部の六角形エアインテークとリヤの大型ディフューザーを装備。また、カーボンファイバー製リアディフューザー、最大径20インチの専用ホイール、セダン向けの大型リアスポイラーなど、新しいオプションも用意されている。
インテリアには、EVのiXでデビューした新しいインストゥルメントパネルを採用。12.3インチのデジタルメーターと、14.9インチのインフォテインメント・スクリーンが装備されている。
スマートフォンのワイヤレス・ミラーリング機能、先進のリアルタイム・マッピング、駐車場検索、音声コントロール、無線アップデートなど、大幅に機能性を向上させた。
インテリアは全体的に見直されており、中央のエアコン吹き出し口はスリムになり、センターコンソールには新しいタッチセンサー式ボタンが配置された。8速ATのシフターデザインも変更され、シフトパドル付きステアリングホイールが全モデルで標準装備となった。