初代インプレッサWRX復活 レストモッド車両、5月25日公開予定 英プロドライブ
公開 : 2022.05.20 06:05 更新 : 2022.05.20 23:14
プロドライブは、初代スバル・インプレッサWRXのレストモッド車両を製作し、5月25日に公開するとのこと。
伝説のインプレッサWRC97から25年
英国のモータースポーツ企業、プロドライブは、初代スバル・インプレッサWRXをベースにしたレストモッド車を製作すると発表した。その名も「P25」とされている。
同社は、インプレッサのシルエットにP25のロゴをあしらった予告画像をSNSに投稿し、5月25日に公開することを明らかにした。
プロドライブはこの車両を「再定義されたアイコン」と表現しており、単なるレストアではなく、現代的にアップグレードするレストモッドである可能性が高い。
この車両は、プロドライブがグループA以降に初めてワールドラリーカーのレギュレーションで製作したインプレッサWRC97から、25周年を記念して製作される。インプレッサWRC97は、ドライバーズ選手権ではコリン・マクレーがハンドリを握り、惜しくも1ポイント差で敗れたが、マニュファクチャラーズ選手権では優勝することができた。
プロドライブは1990年から2008年までWRCに参戦し、コリン・マクレーやリチャード・バーンズらとともに3度のドライバーズタイトルと3度のマニュファクチャラーズタイトルを獲得、さらに英国のラリー選手権でも数多くの優勝を経験している。
また、サーキットにおいても輝かしい歴史を持ち、アストン マーティンやフェラーリと共にル・マンで5回のクラス優勝、WEC(世界耐久選手権)で6回のタイトル獲得、英国ツーリングカー選手権で数々の優勝を飾っている。
最近では、ダカールラリー参戦車両の公道仕様車であるハンターを製造している。