曙ブレーキ、トヨタ・アルファード/ヴェルファイア用 新構造ブレーキキャリパー発売
公開 : 2022.05.24 17:25
曙ブレーキ工業は、アルヴェル用「AWP Brake Caliper」の販売を2022年5月20日より開始しました。
アルヴェル専用として販売へ
曙ブレーキ工業は、世界初の新構造ブレーキキャリパー「AWP(Akebono W-Piston)Brake Caliper」の販売を2022年5月20日より開始した。
まずは、GRガレージ浦和美園でトヨタ・アルファード/ヴェルファイアのフロントブレーキ専用として販売をおこない、順次販売店舗を拡大していくという。
曙ブレーキ工業は、1978年に当社の独自技術を用いて開発したAD型ディスクブレーキ(フローティングタイプディスクブレーキ)や高性能車用ディスクブレーキ(対向型ディスクブレーキ)の開発で培った技術ノウハウをベースに、既存のAD型ディスクブレーキの構造を大幅に見直し、自動車の電動化への対応と地球環境保全に配慮した新タイプの「新構造ブレーキキャリパー」を世界で初めて開発し、2018年に発表。
その後、市場調査やテスト走行などを経て、今回の製品市販化に至った。
素材にアルミを用いており、純正製品比で20%の軽量化を実現。車両の燃費向上に貢献する。
純正ホイール、純正ディスクロータでの装着が可能となり、対向型ディスクブレーキと同等のブレーキ応答性を有する。
また、専用開発品のブレーキパッドにより、ブレーキダストの低減を実現。
キャリパーカラーは全5色(ブルー、レッド、ホワイト、シルバー、オレンジ)で展開される。
希望小売価格は30万円(税別、取付工賃別)。