EVとして復活のミニ・モーク、英国で生産開始 航続距離143km 見た目はそのまま電動化

公開 : 2022.05.27 18:05

ファンの支持を集めたレトロなEV

モークは、英ノーサンプトンシャーに拠点を置くFablink Groupが運営する「最先端の施設」で製造される。モーク・インターナショナルによると、同社は約4万6000平方メートルの生産スペースを自由に使うことができ、英国内の6つの拠点で約700人を雇用しているという。

モーク・ブランドは2017年に復活し、さまざまなスペシャル・エディションの成功により、長期的な将来性を確保するための投資につながったという。

ミニ・モーク
ミニ・モーク

また、英国政府のニッチ・ビークル・ネットワークによる補助金や、ブレグジット後の貿易協定により、「英国の自動車事業者は、原産地規則に基づきEU市場に無関税でアクセスできる」ことから、製造拠点として英国にコミットすることができたとしている。

そのため、バッテリーセル、モーター、インバーターのすべてを「欧州の一次サプライヤー」から調達している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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