カワサキKLX230/KLX230 S リコール届出 ブレーキディスクが基準に適合しないおそれ
公開 : 2022.06.04 06:45 更新 : 2022.09.26 14:43
カワサキは、KLX230/KLX230S、計1480台のリコールを国土交通省に届け出ました。
ブレーキディスクの不具合
カワサキは、2022年6月3日付で、KLX230/KLX230 S(2019年8月29日~2022年2月14日製造)計1480台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
国土交通省によると、前輪の制動装置において、組立時の部品管理が不十分なため、寸法の異なるブレーキディスクが組付けられているおそれがある。
その場合、協定規則第78号の技術的な要件(制動装置試験の基準)に適合せず、安全に減速できないおそれがあるという。
改善策として、全車両、前輪のブレーキディスクを点検し、異品である場合はブレーキディスクを正規品に交換するとともに、ブレーキパッドも交換する。
市場からの情報提供によりリコールの届出となった。同様の不具合は1件確認されている。
なお、この不具合による事故の発生は確認されていない。