長距離移動で差をつけるならコレ 中古で選ぶ「乗り心地」の良い高級車 10選
公開 : 2022.06.11 18:05
レクサスLS 600H(2006~2017年)
レクサスのハイブリッド高級セダンLS 600H。発売されるやいなや企業の取締役がディーラーに列をなした。
EVモードでゆっくり走行しているときはほぼ無音だが、5.0L V8が始動すると少しうるさくなる。最新モデルの基準からすると、電動パワートレインにはやや粗さを感じるかもしれない。
パーキングアシストなどの運転支援技術も複数盛り込まれている。レクサスであることから、それらの多くはまだまだ十分に機能するだろうし、走行距離が伸びても優雅に走り続けるはずだ。
ボルボXC90 D5(2015年~現在)
大型のボルボは落ち着きのあるクルーザーであり、広々として設備の整った現行XC90は非常に優れた1台である。
ハイブリッド車はクリーンで燃費もいいが、D5ディーゼルはスピード感があり、よりリラックスしながら長距離を移動できる。初期のガソリンモデルも、手頃な価格になってきている。
ジャガーXJR(2010~2019年)
XJの生産終了はただただ嘆かわしいが、最終のX351世代の価格は魅力的な領域に落ちてきている。
スーパーチャージャー搭載のXJRはやや高く販売されているが、ハイパフォーマンスをらくらく発揮するスーパーサルーンとして心惹かれるし、内外装も洗練されている。
テスラ・モデルS(2012年~現在)
EVの普及に関して言えば、テスラは他の自動車メーカーに大きな差をつけた。中古でも同じで、ゆったりとクルージングを楽しめるモデルSの初期型が多く出ている。
さらに、初期型の中にはテスラの充電ネットワーク「スーパーチャージャー」を無料で使用できるものもある。その設置数は十分ではないかもしれないが、ランニングコストを抑えられるのは魅力的だ。
ロールス・ロイス・ファントム(2003~2017年)
BMWの庇護の元で作られた新世代のロールス・ロイス・ファントムは、目を見張るほどよく熟成されている。
以前のロールス・ロイスよりはるかに頑丈で、それでもランニングコストは大きいが、価格は落ち着いているため痛みは十分穏やかだ。