39台差でNボックスを退け、「スズキ・スペーシア」が軽の1位 2022年5月の新車販売
公開 : 2022.06.07 05:45
ヤリス・シリーズ 唯一1万台超えで1位
登録車の首位に立ったのはトヨタ・ヤリスで、前年同月比25.6%減ながら1万2400台を販売して2か月ぶりのトップにつく。
続く第2位には、同25.8%増の9424台を販売したトヨタ・カローラが、前月から1つ順位を上げて位置。前月首位のトヨタ・ルーミーは、生産ラインの一時稼働停止が響き、同33.6%減の7704台にとどまって第3位に陥落した。
また、第4位には同53.0%増(6747台)を達成したホンダ・フリードが4ランクアップで、第5位には同11.1%増(6626台)を成し遂げた日産ノートが1ランクダウンで入った。
2022年5月 登録車ブランド通称名別順位
1位 トヨタ・ヤリス:1万2400台
2位 トヨタ・カローラ:9424台
3位 トヨタ・ルーミー:7704台
4位 ホンダ・フリード:6747台
5位 日産ノート:6626台
6位 トヨタ・アルファード:5192台
7位 トヨタ・シエンタ:4262台
8位 トヨタ・ライズ:3652台
9位 トヨタ・アクア:3288台
10位 トヨタ・ハリアー:3188台
新型車の動向に触れていこう。
新型ノアは? ステップワゴンの登録も
昨年7月に全面改良したトヨタ・アクアは、前年同月比10.8%増(3288台)を記録して第9位に。
本年1月に全面改良したトヨタ・ノアは、生産調整の影響で同13.2%減の2720台にとどまって第13位に位置。
新型に移行したホンダ・ステップワゴンは月の終盤の5月27日発売ながら、同4.4%減の2025台(第19位)と健闘する。
また、昨年12月に新型のPHEVモデルを発売した三菱アウトランダーは、同1732.6%増(1686台)を達成して第24位に。昨年10月に新型に移行したGR 86は1600台を販売して第25位に、GR 86と基本コンポーネントを共用するスバルBRZは300台を販売して第50位にランクイン。
さらに、昨年11月に全面改良したレクサスNX350hは557台を登録して第40位に。昨年9月に新型に切り替わったホンダ・シビックは、同266.0%増の355台を販売して第47位に入った。
なお、軽自動車と登録車を合わせた5月の車名別ランキングのトップ5は、トヨタ・ヤリスが5か月ぶりの首位に立ち、以降はトヨタ・カローラ、スズキ・スペーシア、ホンダNボックス、トヨタ・ルーミーの順で続く。
前月および前々月より軽自動車が1モデル増えたものの、9000台を超えるのはトップ2の登録車のみで、依然として“登高軽低”の配置が続いている。