ボルボXC90、ラウンチ時にハイブリッドも同時デビュー
公開 : 2014.07.09 22:40 更新 : 2017.06.01 02:12
10月のパリ・モーターショーでお披露目が予定されており、今年の後半から販売される新しいボルボXC90は、ラウンジ時には1つのガソリン・ハイブリッドと2つのディーゼル・エンジンというラインアップになりそうだ。
この新しいXC90のエンジン群は、すべてドライブ-Eファミリーに属している。
T8のバッジを付けられたトップ・モデルは、後輪を駆動する80psの電気モーターと、4気筒2.0ℓのスーパーチャージャー+ターボ・チャージャー・ユニットとの食い合せ。最高出力は400ps、最大トルクは65.3kg-mを発揮する。それと同時に、エミッションにも優れ、CO2排出量は僅かに60g/kmであるという。これほどまでにクリーンなSUVはかつてないと、ボルボは語っている。また、ハイブリッドのXC90は、電力のみで40kmを走行することが可能だ。
新しいSPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)は、当初よりハイブリッドを考慮に入れて設計されていたので、バッテリー・パックの追加によってスペースの変更が余儀なくされるといったことはない。
ディーゼルはD5およびD4というラインナップだ。D5は、225ps、48.0kg-mを発揮する4気筒ツインターボで、燃費は16.6km/ℓ。一方、D4は190ps、40.8kg-mで燃費は20.0km/ℓだ。
新しいXC90は、全長4.9mで、室内の長さは現行モデルよりも100mm広くなる。インテリアには9.5インチのタッチスクリーンを中心に、豪華な装備が施される予定だ。