text & photo: Yasuhiro Ohto (大音安弘)
夏空の下、筑波サーキットにはヒストリックなレーシングカーたちが続々と集結。そう今年もファン待望の「JCCAクラシックカー フェスティバル筑波ミーティング サマー」の季節がやってきたのだ。
このイベントには、様々なカテゴリーのレースが用意されており、国内外のクラシカルな愛車でレースを楽しむことができるのが特徴で、旧車ファンも各地から観戦に訪れる。開催されるレースの中でも、特に本格的なレーシング・モディファイが施されたFレースやTSカップは、迫力満点だ。見ている方も、激しいバトルと豪快な走りに思わず手に汗を握ってしまうほどだ。
もちろん、気軽に参加可能な走行枠も用意されているので、走ることが大好きな旧車ファンなら、まずは一度サーキットへ足を運んでみることをお勧めしたい。
快晴の筑波サーキット。この日は、ノーマルカーからフォーミュラカーまでの様々なカテゴリーが用意された。
サスペンションの改造のみが許されるP68/75レース。1971年型のファミリア・ロータリークーペも出場。
510型ブルーバード1800SSS同士による熱いバトルが見られたのは、改造がOKとなるS68/75レースだ。
美しい真っ赤なボディのトライアンフTR-3Aが登場したのは、最もクラシカルな改造クラスのS65レース。
誰もがつい足を止めてしまうのが、オートジャンブル・エリア。お目当てのものが皆さん見つかったのでしょうか?
BRITISH TRACK DAYには、今注目のセブン160も参戦。その軽快な走りは、多くの来場者から注目を集めていた。
パドックで見つけた、レーシーな純白のアルファ・ロメオ・スパイダー。コースでも快走していた。
JAPAN RUNに参加したハコスカGT-R。走行会には、多くのハコスカが参加しており、その雄姿を披露した。
葉巻型フォーミュラによるHISTORIC FORMULA。20台ものフォーミュラが駆け抜ける姿は、まさに圧巻の一言。
1979年までの外国車が参加できるOVER SEA RUN。なんとロータス・ヨーロッパが連なって走るシーンも……。
1970年までのフルチューンモデルが参戦するFレース。ダントツの速さを見せたのが22番のセリカだ。
KP61スターレットとB310サニーのみが参加可能なTSカップ。サニー同士の激しいバトルを展開した。