ピレリから新型スタッドレス「アイス・ゼロ・アシンメトリコ」 150周年祝賀会場で発表

公開 : 2022.06.15 12:05

150周年式典 駐日イタリア大使館でも開催

2022年にピレリ社は創立150周年を迎えた。

設立日の1月28日には世界4か国を結んでカウントダウンが行われ、その後F1を始めとするモータースポーツ・シーンや文化イベントで記念の活動が行われている。

(左)ディ・ミトリオス・パパダコス・ピレリAPAC CCO、(中央)ステファノ・ストゥッチイタリア大使館経済商務部長、(右)フィリッポ・ジブラリオ ピレリジャパン社長。
(左)ディ・ミトリオス・パパダコス・ピレリAPAC CCO、(中央)ステファノ・ストゥッチイタリア大使館経済商務部長、(右)フィリッポ・ジブラリオ ピレリジャパン社長。    ピレリ

日本でもイタリア大使館を舞台に盛大に記念式典が行われた。エントランスにはランボルギーニ・シアン・ロードスターが置かれ来場者を出迎えた。

中庭にはピレリ製タイヤを組み込んだフェラーリ・モンツァSP2と、モーターサイクルではドゥカティ・パニガーレV4 S、東京五輪で優勝を果たしたピナレロ・ドグマFロードレーサーが展示され、ピレリの仕事ぶりが紹介された。

ジャンルイジ・ベネデッティ駐日イタリア大使は「本日はイタリアを代表する企業であるピレリの150周年を祝います。イタリアはかつて3F(フード、ファッション、ファニチャー)で有名でしたが、現在は3T(3つのテクノロジー)に変わっています。ピレリは競争の激しい日本市場で、イタリアの技術を表現できる優れた会社と認識しています。ピレリを語ることは、現在のイタリアの産業を語ることになります」と語った。

大使館内の会場には「ピレリ:情熱と革新の150年」と題された写真展示が行なわれ、同社の150年にわたる歩みが紹介された。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事