XJR-9にインスパイア ジャガーFペイス特別仕様車「SVRエディション1988」日本発売 限定20台

公開 : 2022.06.18 13:25

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、特別仕様車「FペイスSVRエディション1988」の受注を開始しました。

レース活動成功にインスパイア

ジャガーランドローバー・ジャパンは、SUVの「Fペイス」の特別仕様車「FペイスSVRエディション1988」の受注を2022年6月17日より全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークを通じて開始した。限定20台。

「FペイスSVRエディション1988」は、ジャガー・ランドローバーのパーソナライゼーションを専門におこなうスペシャリストチーム、SVビスポークが、1988年に世界スポーツプロトタイプ選手権で優勝した「XJR-9」の成功にちなんで作り上げた特別仕様車。

ジャガーFペイスSVRエディション1988
ジャガーFペイスSVRエディション1988    ジャガー・ランドローバー

ジャガーとトム・ウォーキンショー・レーシング(TWR)が共同開発した、V型12気筒エンジン搭載のカーボンファイバーモノコック製グループCおよびIMSA GTPスポーツプロトタイプ 「XJR-9」 は、1988年にレースにデビューし、すぐにデイトナ24時間レースで勝利を収めた。

そして、世界スポーツプロトタイプ選手権では、ジャラマ、モンツァ、シルバーストーン、ル・マン、ブランズハッチ、富士で6勝を挙げた。

ル・マンでの優勝は、1951年、1953年、1955年、1956年、1957年に「Cタイプ」、「Dタイプ」に続き、ジャガーにとって7度目の総合優勝。

「XJR-12」は、1990年にもル・マンとデイトナ24時間レースで優勝しており、1987年、1988年、1991年にも世界スポーツプロトタイプ選手権のタイトルを獲得するなど、ジャガーのモータースポーツの歴史において最も成功した時代を築いた。

ゴールドのアクセントが物語る

レースでの成功にインスパイアされた「FペイスSVRエディション1988」は、0-100km/h加速4.5秒、最高速度286km/hを誇る5L V型8気筒スーパーチャージドガソリンエンジン(最高出力550ps/最大トルク71.4kg-m)を搭載するジャガー最高峰のパフォーマンスモデル「FペイスSVR」をベースに仕上げられた。

世界限定で394台が生産され、そのうちの20台が日本に導入される。

ジャガーとトム・ウォーキンショー・レーシング(TWR)が共同開発した「XJR-9」
ジャガーとトム・ウォーキンショー・レーシング(TWR)が共同開発した「XJR-9」    ジャガー・ランドローバー

このモデルのために特別に配合されたミッドナイトアメジスト(グロスフィニッシュ)のエクステリアに、シャンパンゴールドサテンフィニッシュの22インチ鍛造アロイホイール、テールゲートに配したサテンゴールドのジャガーリーパーとスクリプト、「EDITION 1988」フェンダーバッジが装備される。

インテリアにはサテンゴールドのアクセントを随所に散りばめ、限定394台中の1台であることを表す「ONE OF 394」のディスクリプションをダッシュボードエンドキャップにレイアウト。

「FペイスSVRエディション1988」の価格(税込)は1760万円。

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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