次期BMW 7シリーズのインテリアをキャッチ
公開 : 2014.07.15 22:40 更新 : 2017.06.01 02:12
来年のフランクフルト・モーターショーで登場する予定の第6世代のBMW 7シリーズのインテリアの撮影に成功した。
この7シリーズは、今年のはじめの北京モーターショーで、ビジョン・フューチャー・ラグジュアリー・コンセプトとして公開されたモデルをベースとしたもので、その内装は本革を贅沢に使用した4シーターとなる。インストルメントはメルセデス・ベンツSクラス同様にすべてデジタルとなる。
BMWの開発責任者であるハーバート・ディーズによれば、BMW史上最も先進の技術を持つこのモデルのライバルはすばりメルセデス・ベンツSクラスである。そのボディ構造は、スティール、アルミニウム、カーボンファイバーのコンポジットで、従来までのスティール・モノコックが廃止される。これによって重さは激減され、現行モデルの1900kgはもちろんのこと、エントリー・レベルの5シリーズの1670kgよりも軽くなるといわれている。このカーボンファイバー技術は、i3やi8から流用されたものだ。
ボディ・サイズは5010mm×1815mm×1425mm。ホイールベースは2種類用意される。
G11というコードネームで開発される新しい7シリーズには、6気筒、V8、V12のガソリン・エンジンと6気筒のディーゼルが搭載される。また、ガソリンと電気モーターのハイブリッドも予定されている。
また、これはまだ未確定だが、ギアボックスはZF製の9速オートマティックとなる。駆動方式は、RWDのほか、4WDが用意される。
この他、メルセデス・ベンツS63 AMGに対抗するために、ツインターボ4.4ℓV8のハイパフォーマンス・バージョンをxDrive 760Mパフォーマンスとして計画している。