ベントレー コンチネンタルGTに新モデル「マリナー」設定 内外装に上質なタッチ

公開 : 2022.06.22 06:25

欧州向けのベントレー・コンチネンタルGTに新モデル「マリナー」が設定されました。最高出力659psの最上級クーペです。

フラッグシップクーペに特別なモデル登場

ベントレーは、コンチネンタルGTに新モデル「マリナー」を欧州で設定した。これまでで「最も速く、最もダイナミックで、最もラグジュアリー」なコンチネンタルGTとされている。

新型コンチネンタルGTマリナーは、最近発表されたコンチネンタルGT Sやアズールの上に位置し、最上位モデルであるスピードに匹敵するパフォーマンスを誇る。マリナー部門が手掛ける上質な仕上げも特徴的だ。

ベントレー・コンチネンタルGTマリナー
ベントレー・コンチネンタルGTマリナー    ベントレー

クーペとコンバーチブルが用意され、「世界最高のグランドツアラーを作るためにベントレーが知っていることのすべてを表す」と表現されている。

ツインターボW12エンジンを搭載し、最高出力659ps、最大トルク91.8kg-mを発揮。0-100km/h加速3.6秒、最高速度335km/hに達する。

ベントレーによれば、この「物理学を超えた」パフォーマンスは、標準装備の3チャンバー式アクティブエアサスペンション、オプションのカーボンセラミックブレーキ、48Vアンチロールコントロール、全輪操舵システム、電子リミテッドスリップデフによる「並外れたハンドリング」によって支えられているという。

圧倒的パフォーマンスに上質な仕上げ

内外装は、ベントレーのコーチビルド部門であるマリナーにより、上質かつ繊細なタッチが施されている。

ダブルダイヤモンドパターンのフロントグリル、マリナーのバッジ付きエアインテーク、独自のパドルライトパターン、照明付きドアシルなどがエクステリアの特徴だ。

ベントレー・コンチネンタルGTマリナー
ベントレー・コンチネンタルGTマリナー    ベントレー

インテリアでは、マリナー・ドライビング・スペシフィケーションを標準装備し、シート、ドア、リアクォーターパネルはすべて「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」キルティングが施される。シートにはマリナーのロゴが刺繍されている。

その他、センターコンソールには独自の機械加工仕上げが施され、ブライトリング製の特注クロック、助手席側にはクルマのシルエットが描かれるなど、ユニークな工夫が凝らされている。

価格や日本導入についてはまだ確認されていない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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