ニュー・セアト・レオン・コンセプト
公開 : 2012.02.08 01:00 更新 : 2017.06.01 00:54
新しいセアト・レオンは、今年の暮れにデビューする予定だが、それに伴い今年はセアトの歴史の中でも最も忙しい年になりそうだ。
3ドア、5ドア、エステート、それぞれのバージョンのレオンがお目見えする予定だが、それ以前にVWグループとしてはイビーサのフェイスリフト、新しいミーの発表、新しいコンパクトカー、トレド・サルーンをリリースし、更には中国向けのスペシャルバージョンのイビーサとレオンを発表する計画がある。
セアトの代表、ジェームス・ミュアーは、この3タイプのセアトが市場に食い込むことを期待している。それは、ヨーロッパでも最も大きな市場である。
セアトのチーフ・デザイナー、アレハンドロ・メソネロ・ロマノスは「3タイプ、それぞれのニーズを1台でまかなおうというのは止めにした」とコメントした。
この新しいレオンはセアトIBEコンセプトカーにかなり影響を受けている。
「新しいレオンは、それぞれ異なる顧客をターゲットとしている。5ドアはダイナミックでゆったりとした何かが欲しいファミリー層が狙い。そのファミリー層は、以前よりも成熟してきている。3ドアはより短いホイールベースを持つモデルで、スポーティな走行を望む層がターゲットとなる。そのルーフは、クーペではなく、よりスポーツクーペらしくデザインされている。エステートは、スポーティで、且つ大きな荷室によって機能性を重視したモデルだ。」
新しいトレドは、来月のジュネーブ・モーターショーでお披露目される。これは昨年のフランクフルト・ショーで登場した4ドアのスコダ・ミッションLのセアト・バージョンだ。セアトとスコダは、一緒にミッションLとトレドを開発している。
4月の北京モーターショーでは、内装をリファインした中国向けのスペシャルバージョンのレオンとイビーサが発表されることになっている。