旧車でレース! 73年式スプリンタートレノのオーナーさんに、「楽しみ方」を訊いてみた

公開 : 2022.06.26 12:15  更新 : 2022.06.27 15:25

レース形式なのに、自分の楽しみ方ができる

去る6月12日に10シーズン目の初戦で通算37回目が開催されたTBCC(年間4戦)は、敷居の低いサーキットイベント。毎回数多くの参加者を集めている。

往年の輸入車と懐かしい国産車が参加しているレース形式走行会で、袖ヶ浦フォレストレースウェイを本気で走るサーキットイベントながら、ドライバーの腕とクルマの性能によるラップタイムによりクラス分けが行われている。

戦前車が走るヴィンテージ・スポーツクラスでは、1931年式ブガッティT51、1930年式アルファ・ロメオ・ティーポ6Cがランデブー走行を披露。その他、1926年式オースチン・セブン モノポストレーサー、1928年式ブガッティT37A、1935年式MG Lタイプ マグナ、1935年式ラゴンダ・レイピア、1935年式MG NAマグネットが出走。
戦前車が走るヴィンテージ・スポーツクラスでは、1931年式ブガッティT51、1930年式アルファ・ロメオ・ティーポ6Cがランデブー走行を披露。その他、1926年式オースチン・セブン モノポストレーサー、1928年式ブガッティT37A、1935年式MG Lタイプ マグナ、1935年式ラゴンダ・レイピア、1935年式MG NAマグネットが出走。    高桑秀典

そう、安全にバトルを楽しめるように配慮されているのだ。

思い思いのスタンスとスピードでレースを堪能できるので、70代のベテランドライバーもたくさん参加している。

戦前車を対象としたヴィンテージ・スポーツクラスやプレTBCC的なスポーツ走行クラスなども用意されており、それらのカテゴリーも人気だ。

第37回のレースリザルトは下記のとおり。

入門者向けのクラブマンズ・カップは1969年式ウーズレー・ホーネットMk-3の棚村選手が1位、その上位クラスとなるクリスタル・カップは1974年式ジェンセン・ヒーレーSPLが1位、さらにその上位クラスとなるスーパークリスタル・カップは1965年式ロータスエランSr-2の薄葉選手が1位、最上位クラスのハイパークリスタル・カップ・クラスは1967年式ジネッタG12の高雄選手が1位だった。

次戦は9月11日に開催される真夏の第38回だ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

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