アストン・マーティンV12ヴァンテージSロードスター
公開 : 2014.07.16 22:50 更新 : 2017.06.01 02:12
アストン・マーティンが、その歴史の中で最速となるモデル、V12ヴァンテージSロードスターをリリースした。
基本的にそのパワートレインはクーペと共有するため、エンジンは573psの5.9ℓV12が搭載される。パフォーマンスは、0-96km/h加速が3.9秒、最高速は324km/hだ。これは、クーペの3.7秒、330km/hよりも若干控えめな数値だ。
ピーク・トルクは63.2kg-m。しかも1000rpmから50.0kg-mのトルクを得るという。
トランスミッションは、スポーツシフトIIIと呼ばれる7速のオートマティックで、駆動はリア・ホイールだ。
ボディ重量は、ファブリック・ルーフの追加により80kgほど増えて1745kg。この数値は、V12ヴァンテージ・ロードスターよりは20kg程軽い数値だ。
このルーフ以外は、クーペと全く同一のスペックを持つ。3モードのビルシュタイン製のダンパー、ノーマル、スポーツ、トラックの3モードのダイナミック・スタビリティ・コントロールなども同一だ。ブレーキは、カーボン・セラミックが標準となる。
オプションとしては、軽量化された10スポーク・ホイールと、インテリア・カーボン・パックが用意され、さらにはフルオーダー・システムであるQも提供される。