豪華過ぎ! BMW新型「7シリーズ」正式発売 価格/サイズ/内装を解説 EVの「i7」登場
公開 : 2022.07.02 05:45
ディーゼル/ガソリン/電気自動車を用意
新型7シリーズの日本仕様は3つのパワートレインを用意。
「BMW 740 d」はディーゼル仕様。
3L直6ディーゼルターボ(286ps/66.3kg-m)と8速AT、四輪駆動システムxDrive、48Vマイルドハイブリッド(18ps/20.4kg-mのモーター)を組み合わせた。システム最大で300ps/68.3kg-mを発揮する。
「BMW 740 i」はガソリン仕様。
3L直6ターボ(380ps/53.0kg-m)と8速AT、48Vマイルドハイブリッドを組み合わせ、システム最大で381ps/55.1kg-mを発揮する。
「BMW i7 xDrive 60」は初登場のEV。
258ps(190kW)のモーター1基が前輪、313ps(230kW)のモーター1基が後輪を駆動。トータルで544ps(400kW)/76.0kg-mを発揮する。ボディ床下に収納されるリチウムイオン電池のエネルギー容量は101.7kWh。一充電の走行可能距離は約600km(欧州値)だ。
普通充電については、自宅でBMWウォールボックス(6.4kW/200V/32A)を利用すれば、約17hで100%までチャージ。
急速充電(CHAdeMO)の場合は、90kW充電器により、約1hで80%まで充電。10分の急速充電で約80kmも航続距離を伸ばせる計算だ(BMW店には150kWの急速充電器を設置予定)。
乗り心地/走りは? シャシーの進化
すべての新型7シリーズには、自動セルフレベリング・コントロール付きの「アダプティブ2アクスル・エア・サスペンション」と電子制御ダンパー付きの「アダプティブ・サスペンション」が標準装備。
サスペンションへのエア供給はホイールごとに個別に調整され、不均衡な積載状態を補正する。
また、ハンドリング性能を高める電動パワーステアリング「インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング」、アンチロール・スタビライザーを最適化し俊敏性・操舵性能を向上させた「エグゼクティブ・ドライブ・プロ」、直進走行時の快適性に寄与する「アクティブ・ロール・スタビライザー」により走行性能を高めている。
初採用となるのが「アクティブ・ロール・コンフォート機能」。
路面の片側の起伏によるボディロールを軽減し、同時に車高をアクティブに適合させ、新しい次元の快適性を実現するという。
駆動方式は、ディーゼル仕様とEV仕様が四輪駆動だ。