メルセデス・ベンツGLS、GLE、メルセデス・マイバッハGLSなど リコール届出 852台対象
公開 : 2022.07.04 05:25
メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・マイバッハGLSなど計9機種、計852台のリコールを国土交通省に届け出ました。
48Vアース配線の不具合
メルセデス・ベンツ日本は、2022年6月30日付で、メルセデス・ベンツGLS、GLE、メルセデス・マイバッハGLSなど計9機種(2019年4月8日~2021年11 月25日)計852台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
国土交通省によると、助手席の下にある48Vのアース配線において、製造時の組み付けが不適切なため端子の固定ボルトが適切な締付けトルクで取付けられていないものがある。
そのため、走行中の振動などにより導通不良が発生し、警告灯が点灯するとともに増加した電気接触抵抗により発熱して、最悪の場合、火災に至るおそれがあるという。
改善策として、全車両、端子の固定ボルトの締付けトルクを点検する。また、緩みや溶損がある場合は、損傷部位を新品に交換して適切な締付けトルクで固定する。
ドイツ本社からの情報提供によりリコール届出となった。なお、国内で同様の不具合や事故の発生は確認されていない。