ヴォクシー/ノア、ステップワゴンの順位は? 2022年6月の新車販売ランキング 新型ミニバンの動向
公開 : 2022.07.07 05:45
軽 前年超えのワゴンR ライバルが新型に
6月の軽自動車ランキングは、ホンダNボックスが前年同月比13.3%減ながら1万5149台を販売して、2か月ぶりに首位を奪還する。
前月首位のスズキ・スペーシアは、同7.7%減(8780台)にとどまって第2位に陥落した。
第3位には、同8.2%減の7917台を記録したダイハツ・ムーヴが前月と同順位でランクイン。
また、第4位には新バージョンのスマイルが販売を牽引するスズキ・ワゴンRが同175.0%増(7199台)を成し遂げて、第5位には生産を本格再開した日産ルークスが同35.0%増(6561台)を達成して入った。
2022年6月 軽四輪車 通称名別 新車販売速報
1位 ホンダNボックス:1万5149台
2位 スズキ・スペーシア:8780台
3位 ダイハツ・ムーヴ:7917台
4位 スズキ・ワゴンR:7199台
5位 日産ルークス:6561台
6位 ダイハツ・タント:5761台
7位 スズキ・ハスラー:5035台
8位 スズキ・アルト:4877台
9位 ダイハツ・ミラ:4669台
10位 ホンダNワゴン:4651台
注目モデルの動向に触れていこう。
軽EV「日産サクラ」 受注1万台超え
本年6月に発売した軽EVの日産サクラは1675台、三菱eKクロスEVは426台で販売をスタート。
サクラは5月20日発表からの予約受注が1万1429台、eKクロスEVは約3400台を記録しており、今後も販売台数の伸びが期待できる。
一方、ホンダS660の生産終了によって軽自動車唯一の2シータースポーツとなったダイハツ・コペンは同9.0%増の340台、兄弟車のトヨタ・コペンは同45.5%増の211台を達成。
ダイハツ・コペンは本年9月に限定1000台で「20周年記念特別仕様車」を発売すると発表し、本年6月20日から先行受注を開始したが、わずが4日で受注が1000台に達し、早々に受け付けを終了している。
なお、登録車と軽自動車を合わせた6月の車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックスが2か月ぶりの首位に立ち、以降はトヨタ・ヤリス、トヨタ・カローラ、スズキ・スペーシア、日産ノートの順で続く。
また、2022年上半期(2022年1月~6月)の新車販売台数ランキングでは、ホンダNボックスが唯一10万台超の10万3948台を達成してトップに就き、以降はトヨタ・ヤリス(8万1580台)、トヨタ・カローラ(7万988台)、トヨタ・ルーミー(6万5525台)、日産ノート(5万6948台)の順位となった。