富士スピードウェイホテルが10/7にオープン ミュージアムには40台

公開 : 2022.07.08 19:15

10メーカーの40台を展示 宿泊の価格は?

ホテル棟の1階と2階部分には、約130年にわたるモータースポーツの歴史を、それぞれの時代を象徴するレーシングマシンの展示でたどる、富士モータースポーツミュージアムが設けられる。

富士モータースポーツミュージアムの布垣直昭館長は「ミュージアムはトヨタ博物館が監修し、国内10メーカーの協力を得て40台ほどを展示します。まずは1階にモータースポーツ黎明期の車両、2階には24時間耐久レースで活躍したマシンを展示する予定です。定期的にテーマを変えてゆきたいと考えています」と述べてくれた。

左からトヨタ自動車株式会社西塚淳BRフォレスト準備室長、富士モータースポーツミュージアムの布垣直昭館長、富士スピードウェイホテル吉川源太総支配人、富士スピードウェイホテル石井順総料理長。
左からトヨタ自動車株式会社西塚淳BRフォレスト準備室長、富士モータースポーツミュージアムの布垣直昭館長、富士スピードウェイホテル吉川源太総支配人、富士スピードウェイホテル石井順総料理長。    上野和秀

ミュージアムの3階にはテラスと同ミュージアムが運営するショップ&カフェを設置。カフェの窓とテラスからは富士スピードウェイの眺望を楽しむことができる。

ほかにも400平方メートルのボールルーム「THE CIRCUIT」と、120平方メートルのミーティングルーム「THE PIT」を用意。展示会や宴席、パーティーに利用できる。

クルマ好きにとって注目の「富士スピードウェイホテル」だが、7月7日から宿泊予約がスタートしている。

宿泊代は部屋のタイプやシーズンで変わるが、1室2名使用で5万5650円(入湯税、サービス料別)からになるという。

これまでにないロケーションと新たなコンセプトで構築された「富士スピードウェイホテル」は、クルマ好きはもちろん本物を求める層には見逃せない存在となるだろう。

オープンを記念して、富士モータースポーツミュージアムの入場券と、5000円分のホテルクレジット、4563円分の給油チケットが付いた開業記念宿泊プラン(6万3664円~、入湯税、サービス料別)が2023年2月末まで用意される。

記事に関わった人々

  • 執筆

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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