2022年版 加速性能ランキング 1位は大阪発? 0-97km/h加速3.0秒以下のバケモノたち
公開 : 2022.07.17 06:05
8. ケータハム620R – 2.79秒(0-97km/h加速)
ケータハムのマシンは、その性質上、どれも異常に速く感じられるが、620Rはその印象を実際の数字で裏付けている。最高出力314psのスーパーチャージャー付き2.0Lエンジンと6速シーケンシャル・トランスミッションを備えたこのモデルは、間違いなくナンバープレートを付けた中で最も過激なセブンであると言えるだろう。
しかし、このリストでの位置づけは少し図々しい。というのも、2.79秒というタイムは具体的すぎるし(多くの場合、コンマ1秒単位で切り上げる)、0-100km/hではなく0-97km/hの結果であるためだ。
7. ポルシェ992型911ターボS(0-100km/h)、ラディカルRXC GT(0-97km/h) – 2.7秒
計測基準の速度差はあるにせよ、ハイパフォーマンスカーのテンプレートとしては、まったく異なる2台だ。最新の911ターボSは、最高出力650psのツインターボ・フラット6に加え、四輪駆動システムとリアエンジンの重量配分による卓越したトラクションを誇っている。なお、ローンチコントロールを装備するスポーツクロノパッケージが必要だ。
一方、ラディカルRXC GTは、900kgものダウンフォースを持つ公道用レーシングカーである。買い物に行くよりもバックストレートを疾走するのが似合うボディの下に、フォードGTと同じ3.5L V6ターボを搭載。標準仕様で最高出力405ps、0-100km/h加速2.8秒を実現する。2.7秒を狙うには、アップグレードされた660psのユニットが必要となる。
6. ブガッティ・シロン、フェラーリSF90 – 2.5秒(0-100km/h)
ブガッティ・シロンは加速性能ランキングの常連だ。ただし、必ずしもトップを穫れるわけではない。ブガッティの「エントリーモデル」であるシロンは、8.0L W16クワッドターボで1500psものパワーを発揮し、0-100km/h加速2.5秒を実現する。
フェラーリSF90は、ツインターボV8と3基の電気モーターを組み合わせた1000psのハイブリッドパワーにより、同じタイムを達成する。いずれにせよ、宇宙飛行士が経験するような加速度である。
5. ブガッティ・シロン・スーパースポーツ – 2.4秒(0-100km/h)
タイムをコンマ1秒短縮したいなら、シロン・スーパースポーツを選ぼう。0-100km/h加速よりも重要なのは、静止状態から300km/hまで到達するのに12.1秒しか必要としないことである。これはフォード・フィエスタの0-100km/h加速タイムとほぼ同じだ。