スズキ、新型SUV「グランドビターラ」発表 インドで スズキが開発、トヨタが生産
公開 : 2022.07.21 10:05
スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディアは、新型SUV「グランドビターラ」を発表しました。
スズキが開発、トヨタが生産
スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディアは、新型SUV「グランドビターラ」を発表した。
新型「グランドビターラ」は、トヨタとスズキの業務提携に基づく協業の1つであるグローバルでの車両のOEM相互供給のもと、スズキが開発し、トヨタ・キルロスカ・モーターにて8月より生産を開始する新型SUV。
インド国内での販売をはじめ、アフリカなど海外への輸出も計画している。
スズキは、グローバルにおけるSUVのフラッグシップとして、新型「グランドビターラ」を開発。
エクステリアはショルダーラインや前後フェンダーを強調することで、SUVらしい力強さを表現するとともに、フロントに特徴的な3灯式LEDランプ、左右のランプをつなぐクロームバー、多角形グリルを採用し、上質感を演出。
サイズは全長4345mm×全幅1795mm×全高1645mm。
インテリアは、剛性感のあるインパネや太いコンソールを採用することで逞しいSUVの印象を持たせながら、インパネやトリムはボルドーとブラックの2トーンカラーにシルバーステッチを施した合皮を採用し、洗練された空間とした。
また、全方位モニターやヘッドアップディスプレイなどの先進装備を採用するとともに、インドでマルチ・スズキが展開するコネクテッドサービス「スズキコネクト」に対応したほか、ワイヤレスチャージャーや後部座席のエアコン吹き出し口などの快適装備を採用。
パワートレインはマイルドハイブリッドのほか、ハイブリッドシステム「インテリジェントエレクトリックハイブリッド」(ともに1.5L)をインドで初導入し、4WD仕様車には4つの走行モードをダイヤルで簡単に選択できる「ALLGRIP」をインドで初採用。
トランスミッションは、電気式無段変速機(ハイブリッド)、5MT/6AT(マイルドハイブリッド)を用意。
スズキは、インド市場に新たにミドルサイズSUVの新型「グランドビターラ」を投入することで、SUVのラインナップを拡充しシェア拡大を図る。