米国人にはウケなかった欧州車 22選 悪いイメージと文化の違いで売れないクルマたち
公開 : 2022.07.24 18:05
ユーゴ
フィアットの技術をベースに、当時ユーゴスラビアで製造されたユーゴ(Yugo)は、一見すると米国市場が興味を持つようなクルマではないように思える。しかし、わずか4000ドル弱、現在の貨幣価値で1万ドル(約135万円)強という驚異的な安さで、一時的にヒットを飛ばしたのだ。
1985年に米国で発売されると、2年間で5万台近くまで販売台数を伸ばした。しかし、クルマ自体は他車と比較してもあまり良いものではなく、人気は急落してしまう。ユーゴスラビアの戦争で輸入はストップしたが、いずれにせよ、それ以上長くは続かなかったようである。現在40歳以上の米国人にとって、ユーゴの名はポンコツ車の代名詞である。