新型カウンタックも走った! ランボ・オーナーのための特別なツアー ジロ・ジャパン2022

公開 : 2022.07.22 19:25

新型「カウンタック」が、日本のランボルギーニ・イベントに登場。40台の新・旧モデルとともに、ドライブ・ツアーを楽しみました。現地写真をお届けします。

ディアブロGT、アヴェンタドールSVJも登場

執筆:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)

2022年7月15日(金)~17日(日)、アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは、ランボルギーニ車で信州や長野のドライビングコースをめぐるツアー「ランボルギーニ・ジロ・ジャパン2022」を開催した。

このツアーは、オーナーが所有するランボルギーニ車で、美しいロケーションを巡るドライビングツアーとして、イタリアをはじめ、アメリカそして中国など世界各国で開催されている。日本では2017年に名古屋・大阪を舞台に初めて開催され、今回で5度目の開催となる。

日本上陸を果たした新型カウンタックLPI 800-4(クンタッシ)。2022年のジロ・ジャパンにさっそく姿を現した。
日本上陸を果たした新型カウンタックLPI 800-4(クンタッシ)。2022年のジロ・ジャパンにさっそく姿を現した。    アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン

今年は、カウンタックが1971年にデビューしてから50周年を記念してつくられた「New カウンタック(クンタッシ)LPI 800-4」をはじめ、ランボルギーニのモータースポーツ部門であるスクアドラ・コルセの高い技術力とノウハウを用いて開発したロードモデル「ウラカンSTO」、レース用車両であるディアブロGT2をベースに公道仕様として開発したRWDモデル「ディアブロGT」、さらに最先端技術と究極のデザイン美を融合しその名にSV(スーパーヴェローチェ)とJ(イオタ)を刻む「アヴェンタドールSVJ」など、40台を超える猛牛が集結した。

これだけのランボルギーニ車が一堂に走る姿は圧巻だが、今回の目玉はなんといってもNewカウンタックLPI 800-4が参加したことだろう。

夏の高原を駆け抜ける 40台のランボルギーニ

現在のフラッグシップ、アヴェンタドールをベースにしたスペシャルモデル、「シアン」に搭載されているものと基本的に同じ、6.5LのV12 DOHCは最高出力780hpと最大トルク73.4kg-mを発生し、これに電気モーター(34hp/3.6kg-m)を組み合わせた48Vのマイルドハイブリッドを採用。

駆動方式は4WDという、まさにキング・オブ・スーパーカーだ。

(左上)1日目にスフレコラ日本法人代表とともにアンヴェールされた新型カウンタック。(右上)2日目は交通安全祈願のお祓いを受けてスタート。(左下)最終日は軽井沢の交通イベントに猛牛たちが顔を揃えた。
(左上)1日目にスフレコラ日本法人代表とともにアンヴェールされた新型カウンタック。(右上)2日目は交通安全祈願のお祓いを受けてスタート。(左下)最終日は軽井沢の交通イベントに猛牛たちが顔を揃えた。    アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン

初代カウンタック開発時のプロジェクト名「LP 112」にちなんで世界限定112台が生産されるLPI 800-4は、本国での車両価格は税抜きで200万ユーロ(約2億8000万円)から。

日本には10台ほどが導入される予定だが、車両価格は未発表。本国での価格から推察すると、3億円近いプライスタグが付けられているだろう。

さて、今回の舞台は豊かな緑に囲まれた信州・長野エリアで、総距離約250kmを40台以上のランボルギーニ車が走り抜けた。

初日の7月15日(金)に諏訪湖イベントホールに集結し、ウェルカム・ディナーパーティーが開かれた。

翌16日(土)は夏の緑深いワインディングロードを走行し、日本屈指の高原リゾートであり最も有名な避暑地・別荘地のひとつである軽井沢を目指す。

記事に関わった人々

  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事