ホンダ・フィット ホンダセンシング不具合 国交省へ改善対策届出 約11.8万台対象
公開 : 2022.07.25 06:45
ホンダは、フィット(2020年1月21日~2021年2月8日製造)計11万7893台に関する改善対策を届け出ました。
ホンダセンシング不具合
ホンダは、2022年7月21日付で、フィット(2020年1月21日~2021年2月8日製造)計11万7893台に関する改善対策を国土交通省へ届け出た。
改善対策の届出は、道路運送車両の保安基準への不適合、およびそのおそれのある場合になされる「リコール」とは異なるものの、車両の設計や製造を原因とする不具合により、安全の確保などが困難な場合になされる。
国土交通省によると、フィットの安全運転支援システム(ホンダセンシング)において、フロントワイドビューカメラの起動処理プログラムが不適切なため、車両起動時に当該カメラが起動しないことがある。
そのため、衝突被害軽減ブレーキなどが非作動状態であるにもかかわらず表示灯がオン表示となり、非作動であることを運転者が認知できないおそれがあるという。
改善策として、全車両、フロントワイドビューカメラの起動処理プログラムを対策プログラムに書き換える。
ホンダ社内にて発覚し、届出となった。なお、同様の不具合や事故の発生は確認されていない。