ボルボXC40、XC60、XC90など リコール届出 約9000台対象 エンジン始動に影響のおそれ
公開 : 2022.07.28 07:05
ボルボは、XC40、XC60、XC90など計8925台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ました。
バッテリーコントロールモジュール不具合
ボルボは、2022年7月27日付で、XC40、XC60、XC90など(2021年7月12日~2022年6月29日輸入)計8925台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
国土交通省によると、MVBM(中電圧バッテリーコントロールモジュール)のプログラムが不適切なため、車両がスリープモードになっている場合駐車状態からのエンジン始動時に、車両ネットワークとの通信にエラーが発生することがある。
そのためスターターモーター機能が作動せず、エンジンの始動ができないおそれがあるという。
改善策として、全車両、 中電圧バッテリーコントロールモジュールのプログラムを対策プログラムに書き替える。
市場からの情報提供によりリコール届出となった。日本国内では37件の不具合が確認されている。
なお、この不具合による国内での事故の発生は確認されていない。