ダサいけど欲しくなるクルマたち 18選 不思議な魅力で世界を誘惑する名車・珍車

公開 : 2022.07.30 18:05

トラバント(1957年)

トラバントP50は、スタイリングを除けば、すべてが最悪であった。製造品質、ハンドリング、性能のあらゆる要素が、プロドゥア・ニッパをSクラスのように感じさせるほどひどいものだった。

しかし、東ドイツの消費者には選択肢がなかった。手に入れられるものは何でも手に入れ、壁が崩壊するとトラバントは西側でファッションアクセサリーとなったのだ。

トラバントP50
トラバントP50

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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