日産エクストレイル(ハイブリッド) リコール届出 ブレーキ不具合 約5.6万台対象

公開 : 2022.07.28 17:05

日産は、エクストレイル(2015年4月20日~2019年6月12日製造)計5万6608台のリコールを届け出ました。

ブレーキ不具合

日産は、2022年7月28日付で、エクストレイルのハイブリッドモデル(2015年4月20日~2019年6月12日製造)計5万6608台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

日産によると、電動ブレーキ倍力装置において、油圧ポンプモーターの部品仕様が不適切なため頻繁なブレーキ操作を繰り返した場合、ポンプモーター内部の電線が破損し、必要油圧が不足。ブレーキ警告灯が点灯した後に警告音が作動するおそれがある。

日産エクストレイルの一部機種が対象
日産エクストレイルの一部機種が対象    日産

警告灯点灯及び警告音作動した後もそのままの状態で使用を継続した場合、ブレーキの効きが悪くなるという。

改善策として、全車両、当該電動ブレーキ倍力装置の油圧ポンプモーターを対策品に交換する。

市場からの情報によりリコール届出となった。同様の不具合は89件確認されている。

なお、この不具合による事故の発生は確認されていない。

記事に関わった人々

  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事