みんなの憧れ ガルウィングドアを採用したクルマ 17選 名車から謎車まで

公開 : 2022.08.07 06:05

テスラモデルX – 2015年

テスラはモデルXのリアドアを「ファルコンウィング」と呼びたがっているが、正直なところ、これはガルウィングだ。スーパーカーではなく、ファミリー向けのSUVにこのタイプのドアがあるのは珍しい。後席への乗降性が高いのもガルウィングのおかげだ。

また、電動のフロントドアと一緒に小さなダンスをするようにプログラムすることも可能だ。狭い駐車場で隣のクルマにぶつけることなく開閉しやすいようになっているのも、嬉しいポイントだろう。

テスラ・モデルX - 2015年
テスラ・モデルX – 2015年

クワントF – 2015年

リヒテンシュタイン公国に拠点を構える小さな自動車メーカー、ナノフローセル(nanoFlowcell)が、どのようにしてこのガルウィングのスポーツカーを作り出したのか。気になることはたくさんある。

クワントFは4人乗りの2ドア・クーペで、4人全員が同時に乗り降りするのに十分長いガルウィングドアを備えている。ボディと同様にカーボンファイバー製で、可能な限り軽量化されている。また、2つのイオン液体を使ったフローセル蓄電技術で発電し、そのエネルギーを使って電動で動くようになっている。

クワントF - 2015年
クワントF – 2015年

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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