ルノー・トゥインゴにホット・バージョン
公開 : 2014.07.25 22:40 更新 : 2017.06.01 02:12
ルノーは最近公開されたばかりのトゥインゴに、ホット・バージョンを設定する計画で、つい先ごろからそのテストを開始した。フロントに新しいエア・インテークが開けられ、リアにはデュアル・エグゾーストが装着されたモデルの、テスト風景が捉えられたのだ。
ベースとなる新型トゥインゴはこの8月から英国でも発売が開始される予定だ。
ジュネーブ・モーターショーの会場で、ルノーの小型車の開発チーフであるブノワ・ブシャールは、ルノースポールの手がけるトゥインゴRSは、ビジネスとして成功しないと語っていた。
「確かに、先代のトゥインゴRSは素晴らしいドライバビリティを持っていた。しかし、ビジネス的には成功とは言えなかった。あまりにも高価過ぎたからだ。誰も、この手の小型車のために、£15,000(260万円)も払う気はないからだ。だから、RSバージョンは売れないと思う。」とコメントしている。
と同時に、単純にターボ・ユニットを搭載したトゥインゴの登場はあると、ブシャールは語っていた。
このエンジンに関する詳細はまだ伝えられていないが、標準的なトゥインゴに搭載される0.9ℓ3気筒ユニットは、90ps、13.8kg-mを発揮する。当然、それ以上のパワーとなることは間違いない。