またまたNボックス超え ヤリス・シリーズが1.8万台を記録 2022年7月の販売台数ランキング

公開 : 2022.08.05 05:45

7月の販売台数レポート(モデル名別)です。登録車と軽を合わせた1位は「トヨタ・ヤリス」。それぞれのトップ10を確認しましょう。

登録車の車名別ランキングは?

執筆:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

2022年7月の新車販売の車名別ランキングが発表された。

結果を見ると、部品供給不足などに起因する生産調整の影響の有無が、モデルによって顕著に表れる形となった。

登録車・軽を合わせたランキングでも、7月の首位に輝いたヤリス・シリーズ。「ヤリス」「ヤリス・クロス」は一部改良モデルが8/8に発売。GRヤリス、GRMNヤリスの硬派なイメージも手伝い、いまやトヨタの顔と言えるシリーズに成長。
登録車・軽を合わせたランキングでも、7月の首位に輝いたヤリス・シリーズ。「ヤリス」「ヤリス・クロス」は一部改良モデルが8/8に発売。GRヤリス、GRMNヤリスの硬派なイメージも手伝い、いまやトヨタの顔と言えるシリーズに成長。    トヨタ

登録車の7月のランキングは、トヨタ・ヤリスが生産調整の影響で前年同月比19.5%減ながら1万8679台を販売して3か月連続でのトップにつく。

続く第2位には、同41.2%増(1万3054台)を売り上げたトヨタ・カローラが、前月と同順位で位置。

そして第3位には、同25.7%増(8371台)を達成した日産ノートが、前月と同順位で入った。

また、第4位には同45.1%減(8133台)と苦戦したトヨタ・ルーミーが前月と同順位で、第5位には同21.9%増(6462台)を記録したホンダフィットが前月から4つ順位を上げてランクインした。

2022年7月 登録車ブランド通称名別順位

1位 トヨタ・ヤリス:1万8679台
2位 トヨタ・カローラ:1万3054台
3位 日産ノート:8371台
4位 トヨタ・ルーミー:8133台
5位 ホンダ・フィット:6462台
6位 日産セレナ:6359台
7位 トヨタ・ライズ:6117台
8位 ホンダ・ステップワゴン:5708台
9位 ホンダ・フリード:5462台
10位 トヨタ・アクア:5168台

新型車の動向を見ていこう。

新型ミニバン、新型SUVが伸びる

本年5月に新型に移行したホンダ・ステップワゴンは、前年同月比128.9%増の5708台を販売して第8位に。

本年1月に全面改良したトヨタ・ノアは、生産調整の影響もありながら同14.7%増(5010台)を記録して第11位に位置。

7月25日にフルモデルチェンジ車が発売された「日産エクストレイル」。通月販売の初月となる8月は、生産調整に悩むトヨタSUV勢の隙を突けるか?
7月25日にフルモデルチェンジ車が発売された「日産エクストレイル」。通月販売の初月となる8月は、生産調整に悩むトヨタSUV勢の隙を突けるか?    日産

また、昨年12月に新型のPHEVモデルを発売した三菱アウトランダーが同2443.7%増(2620台)を達成して第20位に。昨年8月に大幅改良を実施したスバルフォレスターが同58.7%増(2605台)を販売して第21位に。

発売が月末の7月25日ながら同106.4%増(2561台)を記録した新型の日産エクストレイが第22位に。

昨年12月に一部改良モデルを発売したマツダCX-5は、同53.1%増(2265台)を成し遂げて第25位に入るなど、SUVモデルが健闘する。

さらに、昨年10月に新型に移行したGR86は1029台を登録して第39位に、本年4月に一部改良を実施したトヨタ・ハイエースワゴンは同30.7%増の941台を販売して第41位に。

本年1月に一部改良を実施したマツダ・ロードスターは同182.4%増(932台)を売り上げて第42位に、7月1日よりe:HEVモデルを発売したホンダ・シビックは同3141.7%増(778台)を記録して第46位に入った。

軽自動車の実績も確認しておこう。

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