text & photo:Shunichi Uchida (内田俊一)
スプレンドーレ・シリーズの初イベントとなる、スプレンドーレ河口湖は、“清水国明の森と湖の楽園” を舞台に開催された。
被災地支援活動として、清水国明氏が運営する自然体験施設、森と湖の楽園には、延べ6000人の被災地の家族、子供を受け入れている。そのことに共鳴した、伊香保おもちゃと人形自動車博物館館長の横田正弘氏が、チャリティ・イベントとして開催したのがスプレンドーレ河口湖だ。
当日は、約80キロのラリーと、その途中にある4か所の計測競技を行い、午前中に終了。その後、バーベキューで親睦を深めた。
参加資格は1975年までに生産されたクルマで、40台以上が参加。暑い中ではあるが、イベントを楽しんでいた。
森と湖の楽園でスタートまで待機するメルセデス・ベンツ300SLSと、シボレー・コルベット・スティングレイ。
森の中を進むロータス・エラン。26R風に仕上げられているが、住宅街付近なので、静々と進むのがマナー。
フラッグが振り上げられ、80キロのラリーへスタートする、MG-B GT。
オースチン・ヒーレー・スプライトMk-Iも元気にスタート。途中の渋滞も調子を崩すことなく快調であった。
もう1台参加したオースチン・ヒーレー・スプライトMk-I。こちらは少し調子を崩したが、若干の調整で復活。
仲良し二人組が乗るフィアット500。手の振り方を見ても息がぴったりな様子が見て取れる。
清水国明氏も、アルファ・ロメオ・ジュリエッタSSのコドライバーとして参加。さて、成績は?
なんと今回総合優勝したのは、このMG PA。2位との差は10ポイントで、僅差での優勝であった。
ほのぼのとした雰囲気漂うモーリス・マイナー・ピックアップ。でも、競技になると真剣だ。
とてもきれいなMG TF。快調なエンジン音が聞こえてきそうだ。
フルサイズのアメリカ車も参加している。これはクライスラー・ニューポート・コンバーチブル。
清水国明氏自らチェーンソー・アートを実演。作品は表彰式の時にオークションにかけられチャリティに。