ルノー・クリオRSに1.6リッター・ターボ
公開 : 2012.06.22 11:50 更新 : 2017.06.01 00:55
第4世代のルノー・クリオRSは9月のパリ・モーターショーでデビューする予定で、現在その最終テストが行われている。
そのエンジンは、少なくとも現在の197bhpを発揮する2.0リッター・ノーマル・アスピレーションと同じパワーを持つ1.6リッター・ターボ・エンジンが搭載されると言われている。
同じエンジンの187bhpバージョンは現在、日産ジュークに搭載されている。
関係者によると、新しいルノー・クリオRSは、新しいデュアル・クラッチのギアボックスが採用され、パドル・シフトが標準となる。また、そのボディは5ドア・ベースのみとなる予定だ。
ドラマティックな”タックイン”スタイルのサイド・セクションと、リア・ホイール上の大きなショルダー、そしてCピラーに隠されたドア・ハンドルなどがそのデザインの特徴だ。
現在のRSとは異なり、新しいRSは基本的にはベーシックなクリオと同じボディ・シェルの上に構築される。
ルノーはユーロ・ゾーンに対する売上高が1月に対してこの4月が21%減となっているため、ここが踏ん張りどころである。ちなみに、フランスの工業大臣アルヌー・モンタボーは、租税優遇措置をもってフランスの自動車産業を援助すると先週、公言している。