レンジローバーSVRがニュルでのSUV最速タイムをマーク
公開 : 2014.07.31 22:30 更新 : 2017.06.01 02:12
来年発売が予定されているレンジローバー・スポーツSVRがニュルブルクリンク・サーキットのノルドシュライフェで8分14秒というSUV最速タイムをマークした。
このレンジローバーSVRは、ジャガーのR-Sに搭載されているのと同じ550psを発揮する5.0ℓスーパーチャージャーV8を搭載したモデル。現行のトップ・モデルよりも40psほど高いパワーを持つ。そのパフォーマンスは、0-100km/h加速が5.3秒というレンジローバー・スポーツのタイムを大きく上回りそうだ。ランドローバーによれば、4.5秒が目標であるという。
チーフ・エンジニアのマイク・クロスは、このタイムがプロダクション・モデルと同一のスペックを持つクルマで達成されたものだという。
「ニュルブルクリンクをアタックしたモデルは、車両開発とテストのためのベンチマークだ。20.832kmにある70以上のコーナーをより速く走りぬけ、耐久性もあることを示してくれた。われわれは、このチャレンジで、ハイ・パフォーマンスSUVがどのように機能するかを知りたかったのだ。」
伝えられるところでは、今年の初め、ポルシェ・マカン・ターボが8分15秒という記録をマークしていたという。
レンジローバー・スポーツSVRは、ジャガー・ランドローバーに今年設立されたスペシャル・ビークル・オペレーション・ディビジョンで製作が予定され、サスペンション、ソフトウェア、ブレーキ・システムなども現行のレンジローバー・スポーツから強化されることとなる。