思わず目を引かれる自動車広告 36選 奇妙奇天烈なプロモーション画像集

公開 : 2022.09.03 18:05

BMWイセッタ

結婚したら、50km/hまで加速するのに30秒かかる、閉所恐怖症には悪夢のような乗り物で過ごす。うん、幸先の良いスタートを切れそうだ。

BMWイセッタ。お幸せに。
BMWイセッタ。お幸せに。

シボレーロードスター・トラック

ドイツ人にユーモアがあることはわかった。米国人はどうだろう?

1930年に撮影されたこの写真からもおわかりのように、米国では早くもユニークなプロモーション撮影が始まっていた。トラックはゴルフに最適な乗り物だと言いたいのかもしれないが、重い車両がグリーンを走り回れば、どんなゴルフ場でも発狂するだろう。

シボレー・ロードスター・トラック。まさか、このままグリーンに乗り込むつもりではないでしょうね?
シボレー・ロードスター・トラック。まさか、このままグリーンに乗り込むつもりではないでしょうね?

シボレー・ベルエア

1950年代、友人たちが集まり、誰かの家を覗き込んで、新車のシボレーに感心している。写真上部にスタジオの天井が見えるのはご愛嬌。

シボレー・ベルエア。写真左上にスタジオの天井が写っていることに、誰も気づかなかったのだろうか?
シボレー・ベルエア。写真左上にスタジオの天井が写っていることに、誰も気づかなかったのだろうか?

シボレー・コルベア

上司「コルベアのプロモーションだけど、鳩の群れで囲んで、素敵な白いドレスを着た女性が、傘を持った変な格好の英国紳士を見つめているというのはどうだろう?」

部下「素晴らしいアイデアです!」

シボレー・コルベア。英国紳士の不自然なポーズが気になって仕方がない。
シボレー・コルベア。英国紳士の不自然なポーズが気になって仕方がない。

シボレー・コルベット

素敵なカップルが運転するコルベットが、自転車のカップルを追い越すことで、ばっちり宣伝になるらしい。

シボレー・コルベット。他のカップルより素敵になりたい人へ。
シボレー・コルベット。他のカップルより素敵になりたい人へ。

シボレー・シェべット(1978年)

学校のマーチングバンドを集めて、巨大なチューバを持った大柄の男の子に、小さな男の子に邪魔されながら、主役になってもらう。このコンパクトカーを宣伝するのに、これ以上の方法はない……はず。

シボレー・シェべット。今にもチューバが聴こえてきそうだ。
シボレー・シェべット。今にもチューバが聴こえてきそうだ。

シトロエンGS

米国で販売されなかったGSを、なぜか西部劇のセットで宣伝している。

シトロエンGS。お洒落なフランス車と荒々しいウェスタンの組み合わせ自体は悪くない。
シトロエンGS。お洒落なフランス車と荒々しいウェスタンの組み合わせ自体は悪くない。

シトロエン・ディアーヌ

ちょっと様子がおかしい。花束で人を脅す女性。奥の変なおじさん。そして、赤い樽を小脇に抱えた男。でも、彼らが楽しいならそれでいいだろう。

シトロエン・ディアーヌ。楽しそうな光景だ。そっとしておいてあげよう。
シトロエン・ディアーヌ。楽しそうな光景だ。そっとしておいてあげよう。

シトロエン・メハリ

運転している男性の年齢と周りの様子から、これは運転免許試験の描写だと思われる。しかし、実際にはフランスの警察官が試験を監督することはないので、この写真の中で何が起こっているかは誰にもわからない。

シトロエン・メハリ。考えれば考えるほど謎が深まる意味深な写真。
シトロエン・メハリ。考えれば考えるほど謎が深まる意味深な写真。

フォード・アングリア

この写真は、スイス・アルプスの麓ではなく、ロンドン東部のダゲナム近くのスタジオで撮影されたものだというのが、AUTOCAR英国編集部の確固たる見解である。

フォード・アングリア。雪山にしては、やけに薄着。
フォード・アングリア。雪山にしては、やけに薄着。

フォード・コンサル・クラシック

広告のアイデアが尽きて、酔っ払った勢いで撮影したのだろうか。

フォード・コンサル・クラシック。このようなトランクの使い方は見たことがない。
フォード・コンサル・クラシック。このようなトランクの使い方は見たことがない。

フォード・コルチナ・エステート

新型車の耐荷重性をアピールするには、大型の船外機と美女を詰め込むのが一番だろう。

フォード・コルチナ・エステート。船外機と女性が乗っても大丈夫。
フォード・コルチナ・エステート。船外機と女性が乗っても大丈夫。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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