スズキ・キャリイ、三菱ミニキャブなど リコール届出 約4.2万台対象 エンジン始動不能のおそれ

公開 : 2022.09.02 12:45

スズキは、キャリイとOEM供給する日産NT100クリッパー、三菱ミニキャブなど計4万1919台のリコールを届け出ました。

キャリイなど、エンジン始動不能のおそれ

スズキは、2022年9月1日付で、キャリイとOEM供給する日産NT100クリッパー、三菱ミニキャブ、マツダ・スクラム(2015年10月6日~2016年6月15日製造)計4万1919台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、エンジンコントローラにおいてIC(集積回路)の製造管理が不適切なため、使用過程においてIC内部で断線し、エンジン始動不能や走行中にエンストするおそれがあるという。

スズキ・キャリイの一部機種が対象
スズキ・キャリイの一部機種が対象    スズキ

改善策として、全車両、エンジンコントローラの製造ロット番号を確認し、該当するものはエンジンコントローラを良品と交換する。

市場からの情報によりリコール届出となった。同様の不具合は63件確認されている。

なお、この不具合による事故の発生は確認されていない。

記事に関わった人々

  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事